確定申告を行っていない年金所得者でも、FITS(住民税非課税プラス)で源泉徴収票を基に住民税非課税になるかを試算できます。「211万円の壁」という言葉が有名ですが、実際の年収ラインは扶養の状況・お住まいの地域にもよります。
※FITSに関してはまず↓を参照ください。
FITS上場株式等課税方式有利選択ツールの令和2年版公開のお知らせ
「総所得金額ほか」シートで、給与所得・雑所得も「除外した」選択のうえで、公的年金等の年収欄に、公的年金等の源泉徴収票「支払金額」(複数ある場合は全てを集計)欄を転記します。
将来の年金額をもとに非課税にあたるかシミュレーションしたいのであれば、将来もらえる予定の1年間の年金額を入力します。
非課税の年金があれば、同じ「総所得金額ほか」シートの下で非課税年金年額を入力します。
「各種控除必要情報」で、配偶者の合計所得金額を入力します。
配偶者の合計所得金額はFITSのEXCELファイルを複製したうえで、 配偶者の所得情報を入力し、「試算結果」の「合計所得金額」欄の数字を転記します。配偶者の所得が年金だけであれば、上記の手順で源泉徴収票から支払金額を転記すれば、年収欄の横に合計所得金額が表示されます。
今度はご自身の所得情報を入力したファイルの「各種控除必要情報」シートにおいて、配偶者以外の扶養親族の数を入力します。
次に「試算結果」シートの住民税非課税欄において、級地設定を行います。
ご自身がお住いの市区町村が1・2・3級地のいずれであるかは、厚労省サイト:級地一覧(平成30年10月1日更新) を参照ください。
「シェアウェア版有効設定」シートで、パスワード(キー)を入力してチェックマークを入れます。
※↓に続く
【年金211万円の壁】「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」年金所得者が住民税非課税にあたるかを確認する方法2
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