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「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」税金対策で源泉口座の情報を入力する場合

 「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」に関してはこちらを参照してください。  FITS上場株式等課税方式有利選択ツールの令和2年版公開のお知らせ    「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」を税金対策で使用される場合、年間取引報告書がまだ発行されていないので、源泉徴収あり特定口座の入力方法について注意点を説明します。  以下の画面はマネックスの例ですが、譲渡益と所得税・住民税の額については問題ないと思います。     問題は配当所得・利子所得で、ここは私の知る限りでは利子と配当を合算して表示する会社が多いように感じます。 配当と利子は分けて入力しないと税額試算が狂って来るのですが、例えば配当のほうが多いとしたら配当所得で全額入力することも1つの方法です。

「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」税金対策で給与所得・年金所得の入力をする方法

※2021年に公開したVer0.20以降では、他サイトを利用しなくても給与・年金所得は年収から自動計算できるようになりました。詳細は下記を参照ください。 「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」給与・公的年金等の年収から所得計算を行える機能を実装  「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」に関してはこちらを参照してください。  FITS上場株式等課税方式有利選択ツールの令和2年版公開のお知らせ   FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2を税金対策用として使う場合に、「給与所得」と「公的年金等に係る雑所得」を年収見積から入力する方法を紹介します。 給与所得ですが、 総合課税の所得が給与所得だけの場合、 MyKomonTAX などで年収見込み額を入力し、所得金額を「総所得金額ほか」シートの総所得金額欄に転記します。   なお年収850万円超で適用される「所得金額調整控除」は差し引かれない金額である点に注意してください。  次に年金所得の入力ですが、総合課税の所得が公的年金等に係る雑所得だけの場合、 Keisan「公的年金等の控除額、雑所得の計算」 などで公的年金・企業年金の年間収入額(税・保険料を引く前)を入力し、雑所得額を「総所得金額ほか」シートの総所得金額欄に転記します。     次に総合課税の所得に給与所得・公的年金等両方ある場合の注意点ですが、 給与年収600万円+公的年金等年収300万円の場合、総所得金額は436万円+190万円ー所得金額調整控除10万円=616万円です。 所得金額調整控除10万円(10万円未満の場合もあります)差し引く点に注意してください。 ※給与・年金所得の入力に関しては、年明け2021年の公開版で機能改良を予定しています。