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「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」給与所得者がふるさと納税の上限額を見積もる方法(令和3年分対応)

 「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」に関してはこちらを参照してください。  FITS上場株式等課税方式有利選択ツールの令和3年版公開のお知らせ    「ふるさと納税プラス」 (料金:1,430円) をご利用いただくと、限度額のシミュレーションが可能です。    上場株式等課税方式有利選択ツールではあるのですが、所得が給与のみのサラリーマンが活用する方法も可能ですので、限度額を知る方法を説明します。  「総所得金額ほか」シート の 給与・年収(支払金額)欄を入れて頂ければ、総所得金額に含まれる給与所得は自動計算されます。  「所得控除の内訳」シートで社会保険料控除・小規模企業共済等掛金控除(iDeCoなど)の年額などを入力します。  社会保険料控除は給与明細の「健康保険料」+「介護保険料」+「厚生年金保険料」+「雇用保険料」×12+賞与分を集計します。 iDeCoであれば証明書の年間支払見込み額、もしくは月間積立額×12を入力します。 その他勤労学生控除・セルフメディケーション税制を利用する場合も、このシートで入力を行います。その後は次の「各種控除必要情報」シートに移ります。   生命・地震保険料控除は年間保険料を種類ごとに入力しますが、限度額もあるため、分類がよくわからない場合は無記入か大雑把な入力でも構いません。 寡婦・ひとり親・障害者控除は該当するものを選択してください。  配偶者(特別)控除 は70歳以上該当かを選択し、配偶者の所得(収入ではありません)を入力します。FITSのファイルを複製し、「総所得金額ほか」シートでパート給与収入から給与所得を計算することは可能です。  扶養控除は年齢等に応じた 人数を入力します。  雑損控除を受けたいのであれば所定の項目を入力し、医療費控除を受けるつもりであれば支払った医療費の額や医療保険金等の金額を入力します。 その後、「シェアウェア版有料設定」シートに移動します。   ふるさと納税プラスの料金1,430円をシェアレジでお支払い頂き、お伝えしたキー(パスワード)を入力してチェックします。 「各種控除必要情報」シートに戻ると、ふるさと納税の寄附限度額試算欄に試算結果が算出されます。  総合・分離の2つありますが、株式配当が無ければ両者同じ額が表示されます。