令和3年分の FITS上場株式等課税方式有利選択ツールが公開されました。税制自体は令和2年分から小幅な変更しかありませんが、機能は大幅に追加したため FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2のVer3.14としてリリースしています。
※ダウンロードサイト Ver3.14(2022.04.06現在)※令和4年分申告にも対応
https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/business/se522059.html
※年金生活者プラスは専用ファイルがありますので↓よりダウンロードしてください。
https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/business/se522362.html
Ver2より、スマホ版ExcelやExcel類似ソフト(KingsoftSpreadSheet、Polaris Sheetなど)でも使用可能になりました。
※下記有料オプションをお支払いいただければ、各有料機能の使用も可能です。
※有料オプションお支払いサイト・料金・主な機能
シェアウェアオプション | 料金 | 使用できる機能 |
住民税非課税プラス | ¥660 | 住民税非課税判定 |
ふるさと納税プラス | ¥1,430 | ふるさと納税 |
外国税額控除プラス | ¥1,210 | 外国税額控除 |
住借すまいプラス | ¥1,980 | 住宅ローン控除、すまい給付基礎額 |
国保国民年金プラス | ¥880 | 国保軽減判定、国民年金免除基準 |
子育て制度プラス | ¥1,870 | 児童手当・高校授業料・保育料・所得金額調整控除 |
住民税申出書プラス | ¥990 | 住民税申告書作成 |
年金生活者プラス | ¥1,650 | 所得1,000万超の公的年金等控除額計算ほか |
所得計算プラス | ¥1,760 | 10個までの源泉口座集計ほか |
2021年11月より、有料機能に「所得計算プラス」が追加されました。
下記の機能が追加されています。
・源泉徴収あり特定口座で生じた譲渡所得の口座外費用・相続税加算も加味可能に
・源泉徴収あり特定口座が4口座以上10口座以下まで入力可能に
・各種所得の個別入力において、譲渡(株式は無料)・一時・総合利子・雑所得の入力にも対応※この機能は「年金生活者プラス」でも可
さらにVer3以降では、下記の機能が追加されています。
・50平米未満で適用される住宅ローン控除に対応
・児童手当に関する2022年10月以降の所得制限に対応
・所得控除適用後の課税退職所得金額も算出可能な形に改修
・特定配当等の入力可能件数を最大30取引までに増強
・配当所得の計算において負債利子を控除できるように改修
・総合課税の所得を所得種類別に入力できるように改修
・勤労学生控除の所得制限判定を追加
・先物取引に係る雑所得等で、所得税と住民税で繰越損失を別々に入力できるように改修
・不動産譲渡所得の特別控除・短期譲渡所得・寄附金特別控除の入力欄追加
(不動産譲渡所得の入力は「住借すまいプラス」または「所得計算プラス」、寄附金は「ふるさと納税プラス」の利用により可)
・純損失の繰越控除を所得税額・住民税額の計算に反映
寄附金に関する注意点は、下記の記事を参照ください。
雑損失・居住用財産譲渡損失(措法41の5(の2)関係)の繰越控除には完全には対応しておりませんが、下記の記事で説明した要件に当てはまれば純損失と同様に入力できます。
「FITS上場株式等課税方式有利選択ツールR2」雑損失・居住用財産譲渡損失(措法41の5等)の繰越控除が使える条件
複数の料金プランを使用する際の注意点は、下記を参照ください。
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